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高橋 麻衣子

Takahashi Maiko

サービス推進部 キャリアアドバイザーグループ

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INTERVIEW
2023.05.12

フルリモートでも働き方や解釈のギャップを埋めて、「相手が見えない弊害」をなくしたい

高橋 麻衣子

Takahashi Maiko

サービス推進部 キャリアアドバイザーグループ

#キャリアアドバイザー
#インタビュー

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pacebox社のキャリアアドバイザーとして、求職者に対して転職活動のサポートを行う高橋。新潟県在住で、フルリモートならではの働き方の工夫や、キャリアアドバイザーの面白さややりがいを語りました。

経歴

新卒の総合職として大手フィットネスクラブに入社。パーソナルトレーナーとして独立し、結婚を機に故郷である新潟県に戻る。ファッション・コスメに特化した人材会社を経て、2022年7月に株式会社pacebox入社。

学生時代に怪我で手術をした体験から、怪我の予防や歪みの改善に興味を持ち、フィットネスクラブに新卒入社しました。新規店舗の立ち上げやインストラクター業務など、様々な経験をさせていただきましたが、より専門性を高めたいという想いから2年目にパーソナルトレーナーとして独立しました。独立当初は地元の新潟県で仕事をしていましたが、「首都圏で自分の実力を試したい」という目標を掲げて上京し、様々な方のご支援もあって、最終的には南青山に拠点を持つことができました。トレーニング指導以外にも雑誌の監修やセミナー講師のお仕事もいただけるようになり、おかげさまで事業が成長する幸運な時期を過ごすことができました。

東京での生活は学びも刺激も多く、充実した日々を過ごしていましたが、お客様からトレーニングの合間に仕事の悩みを伺う機会が多く、次第にキャリア支援やメンタルヘルスの分野に興味を持つようになりました。そんな中、結婚を機に地元の新潟県に戻ることが決まりました。これまで築いてきたトレーナーとしてのキャリアを捨てるのには勇気がいりましたが、一度きりの人生なので、自分がやりたいと思ったことには挑戦したいと思い、事業をすべてたたんで未経験で人材業界に飛び込みました。

前職では、人材派遣・人材紹介について一から勉強させていただき、上司や同期にも恵まれてとてもありがたい環境だったのですが、業界特化型の人材会社だったので、ご紹介できる求人の業界・職種が限定されていました。もともと「転職」というフェーズだけに携わるのではなく、キャリア全般に関わる支援がしたいと思い人材業界を目指したので、次第に転職を考えるようになりました。そんなタイミングでコロナ禍になり、世の中がオンラインに切り替わり始めました。今なら地方に住んでいても新しいことに挑戦できるのではないかと思い、フルリモートで働ける企業を探したところ、pacebox社に出会いました。

一般的な人材会社は、自社が保有する求人を紹介しマッチングを生み出すことで売上をつくっていく業態なので、「自分の提供しているサービスが本当に求職者の方の役に立っているのか」というジレンマを抱えながら仕事をしてきました。なので、本質的なキャリアアドバイスを仕事にするのであれば、また独立するしかないとまで考えていました。独立も視野に入れて転職活動を始めた時に、PaceBoxの「求人を紹介しないキャリアアドバイザー」というコンセプトを知り、私がやりたいこととマッチした事業だと感じました。成功報酬型で2年間の定着保証までついているという他にないサービス内容だったので、事業が成り立つのか不安を覚えたくらいです。フルリモートで、本質的なキャリアアドバイスができて、理念に共感できる。この3つの掛け算で、pacebox社への入社を決めました。

フルリモートのギャップを埋めるため、メンバーと「ペア制」を提案

前職でもオンライン・電話での面談を行ったり、最後の2年間はリモートで仕事をしていたので、フルリモートという勤務スタイルに抵抗はありませんでした。ですが、フルリモートはチームメンバーの仕事の進め方を直接見ることができないので、業務の進捗に差が出たり、ナレッジ共有の機会が損なわれることが課題だと感じていました。そこで、メンバーと一緒に「ペア制」の導入を提案しました。ペアで毎週1on1を行い、オンライン会議ツールの画面共有機能を使って、キャリア面談中にどのように各種ツールを使いながらキャリアアドバイスを行っているのかを共有したり、業務の進捗確認や課題に感じていることを相談し合う機会を設けました。

また、キャリアアドバイザーのチームには現在8名のメンバーがいますが、一人ひとりバックグラウンドが異なるので、言葉ひとつにしても捉える意味が異なります。例えば、「本質的なキャリアアドバイスを行う」という言葉の「本質的」の解釈・捉え方にも個人差があります。こうした個々の解釈の違いによって、伝えたいことが意図通りに伝わらないコミュニケーションの難しさも経験しました。この課題を解消するために、資料を作成して情報を視覚化するように心がけているのですが、そこに時間が取られてしまうと業務スピードが損なわれてしまうので、現在はホワイトボードを購入して、ミーティングの最中に図式化しながらお話をするように工夫しています。

チームメンバーはみんなリモートで仕事をしていますが、支店に出社できる距離に住んでいる方がほとんどで、地方に住んでいるのは現在私だけです。リアルでなかなか皆さんとお会いできない分、オンラインでの伝え方は今後も工夫していきたいと思っています。

ずっと大切にしているのは、「人の成長・変化を支える仕事がしたい」という想い

パーソナルトレーナーの頃から、私が大切にしていることは変わりません。それは、「人の成長・変化を支える仕事がしたい」という想いです。真剣に求職者の方と向き合っていると、次第に自己肯定感が増していったり、辛い経験を乗り越えて前向きに現実を捉えられるようになったりと、“人が変化する瞬間”に立ち会うことがあります。求職者の方のレジリエンス(困難を乗り越える)力が試されるシーンに関わることが多いので、ご支援した方が逆境を乗り越えて希望の転職を実現できた時には、自分ごとのように嬉しく思いますし、「この仕事をしていて良かった」と心から感じることができます。これまでの自分のキャリアを振り返ると、私は1対1で相手と深く関わり、ご支援していくことに大変やりがいを感じているので、今後も自分の特性を活かして、さらにスキルを伸ばしていきたいと考えています。

個人事業主の頃から、インプットとアウトプットを日々実践

pacebox社の行動指針に、「Entrepreneurship, All(起業家精神)」があります。過去に個人事業をしていたこともあり、「Entrepreneurship,All」にはすごく共感しています。その中でも、「成功するまであきらめない」「継続的に自己学習する」この2つは特に意識して実践しています。

日々の人間関係が固定化すると、考え方も固定化されやすくなってしまうので、普段からできるだけ社外の方ともつながるようにしています。キャリアアドバイザーという職業柄、色々な業界・職種の方にキャリアのインタビューをするのが好きなので、関わる方のこれまでの経験や仕事に対する価値観を伺って、参考になるところはすぐに自分の生活にも取り入れるようにしています。また、インプットと同じくらい、アウトプットも日々行っています。他者へのアウトプットはもちろんなのですが、手元にノートを置いて、日々気づいたことや行動計画、目標などを書き出して、思考を整理するようにしています。これは学生の頃から継続している習慣で、ノートを書いていると感情が自然と消化され、事実ベースで物事を捉えることができます。「目標に向かって行動し続けること」「常にインプット・アウトプットを繰り返し実践すること」は、これからも継続していきたい私にとって大切な習慣です。

目下の目標は「企業内キャリアコンサルティングができるアドバイザーになること」

将来的には、企業内キャリアコンサルティングができるアドバイザーになりたいと考えています。厚生労働省が「セルフ・キャリアドック」の導入を推進していますが、まだまだ世の中に浸透しきっていません。セルフ・キャリアドックは、企業が従業員に対してキャリアコンサルティング面談やキャリア研修などの支援を行う仕組みのことで、「キャリアの定期検診」を意味します。未来が予測できない今の時代だからこそ、定期的に自分のキャリアを見直して、企業に依存することなく、個人が戦略的にキャリア開発をしていくことが必要になってきます。そういった場面で、利害関係のない外部の人間が客観的な立場でキャリアの相談にのり、解決策を見出すお手伝いができるのが企業内キャリアコンサルティングの魅力です。また、企業内キャリアコンサルティングは、個人のキャリア開発だけではなく、企業の人材育成や従業員の離職防止・メンタルヘルスケアにも貢献することができるので、とても有意義な取り組みだと感じています。個人と組織、双方の役に立つことができるキャリアアドバイザーになること、これが私の目下の目標です。

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