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服部 建太

Hattori Kenta

ービス推進部 キャリアアドバイザーグループ

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INTERVIEW
2023.05.12

人を変えるのは、やっぱり人。心を動かし、記憶に残るキャリアアドバイザーになりたい

服部 建太

Hattori Kenta

ービス推進部 キャリアアドバイザーグループ

#キャリアアドバイザー
#インタビュー

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pacebox社のキャリアアドバイザーとして、求職者への面談を実施するとともに、キャリアアドバイザーの在り方を考えている服部。人材業界を選択した理由や、現在の仕事の面白さややりがいを語りました。

経歴

京都大学農学研究科卒。新卒入社したインフラ企業を経て、念願だった人に関わる仕事に携わるために、エンジニア向けの転職エージェントのキャリアアドバイザーに転職。面談力や支援実績が評価され、ビズリーチのヘッドハンターランキングでは全国で数%しか存在しない最高ランクのSランクを保持。2022年8月に株式会社pacebox入社。

大学の専攻は理系で大学院まで進みましたが、研究していた分野は基本的に自然の摂理や理論が前提にあるため、次第に一定の法則性が見えてくるようになります。
法則性が見えてしまうと探求心が薄らいでしまい、外部の方と共同研究をして論文を書き、ある程度の形にしたところで研究意欲を失ってしまいました。就職活動の方向性に迷っていた時に、たまたま参加したベンチャー企業のインターンシップで素晴らしい人事部長の方にお会いし、人が人に与える影響の大きさを知り、人事の仕事を志望するようになりました。

就職活動の結果、インフラ系の企業に事務系総合職として入社しましたが、出身が理系なので工場の製造管理のポジションに配属されてしまいました。配属先を知って自分の中で激震が走りましたが、社会人経験もないのでまずはトライしてみることに。でも、意に沿わない仕事をすることに違和感を拭いきれずやりたいことをやった方がいいと思い直し、2年後に転職活動を開始しました。

転職活動を進めるうちに、だんだん自分が実現したいことが明らかになってきました。自分は人事をやりたいのではなく、人に関わりたいのだということ。そこで、人事コンサルティング会社や転職エージェントなど、できる限り人材に関わる企業に応募して話を聞くことにしました。その結果、第三者の立場で人事制度に関わるコンサルタントよりも、実際に求職者と関わるキャリアアドバイザーの仕事に絞られてきました。

転職活動を始めた頃に、ある転職エージェントでほんの15分ヒアリングをされて、違和感しかない求人を提案されたことがあります。自分がキャリアアドバイザーをやるのであれば、もっと真正面から相手に向き合いたい。血の通ったキャリアアドバイスをしたいと感じ、その想いを信頼するキャリアアドバイザーに伝えたところ、エンジニア向けの転職エージェントをお勧めされました。

その転職エージェントは、キャリアアドバイザーの評価は件数単位で行われていました。一般的に、キャリアアドバイザーは転職が決定した際の成功報酬額で評価されます。つまり、年収300万円と1,000万円の求職者がいた場合、評価を上げようとすると1,000万円の転職支援を頑張ることになりますが、「全てのエンジニアに対等であれ」という理念のもと、「300万円も1,000万円も同じ1件」という評価制度にしていました。この理念に共感し、即決で入社を決めました。

念願だった人材に関わる仕事ができて、入社後は何をしても楽しく、やったことが結果になるという最高のスタートを切ることができました。過去に不本意な転職支援をされた経験があるので、誰よりも求職者の方に張り付いて、とことん彼らの理解者であることを大事にしていました。

前職ではダイレクトリクルーティングサービスも使っていたのですが、数多くの登録者と面談しているうちに、世の中の求職者の傾向が掴めるようになってきました。転職サービスに登録しているにも関わらず、転職活動をしていない「転職潜在層」が一定数いるのですが、大多数は若年層です。彼らが動かない理由は、転職意欲がないのではなく、「転職活動が分からない」から。動き方が分からず困っている若年層に対して、面談で道筋を案内して動けるようになれば、キャリアアドバイザーとしての介在価値があります。これはサービスになるかもしれないと感じた時に、pacebox社のスカウトが届きました。自分がやりたいことを体現しようとしていると感じて、話を聞いてみようと思いました。

面談で代表と話をしているうちに、仮説が確信に変わり、自分が目指したい姿がどんどんシンクロしていくという感覚を覚えました。「動けなくて困っている若手がいます」「彼らが転職成功すれば日本はもっと良くなると思います」と伝えたら、全てを肯定してくれました。そして、キャリアアドバイザーを、もっと憧れる仕事にしたいという想いを伝えました。

自分の意志や価値観を仕事に反映させることができるのは、とても幸せなこと

キャリアアドバイザーチームに所属して、求職者の方との面談や転職支援を行う傍ら、PaceBoxというプラットフォーム上のキャリアアドバイザーの在り方を考えています。転職エージェントのキャリアアドバイザーは数多く存在しますが、プラットフォームにおけるキャリアアドバイザーは世の中に存在しません。求人を紹介したり、企業との調整を行ったりしないので、我々は求職者の方に対して何を提供するのか。今は概念を組み立てて、具体的なアクションを作っている最中です。求職者が自分でキャリアを作っていく“自走”の状態までサポートするのが我々の役割なので、転職理由を深掘りして、転職で実現したいことにとことん向き合うことになります。そうなると、従来のキャリアアドバイザーとは面談の組み立て方が異なるし、我々が勉強しなければならないことも変わってきます。チームに足りない要素を洗い出して、標準化して水準を上げるための教育研修を考えています。

PaceBoxにおけるキャリアアドバイザーの概念を作っていく工程は、とてもやりがいがあります。会社員は事業や企業の方針と指示のもとに行動するため、もし自分の価値観や考えを押し出したいのであれば独立しかありません。でも、pacebox社は自分の意志や価値観を仕事に反映させることができるので、とても幸せなことだと感じています。

また、我々が提供したことが数字としてフィードバックされることも大きいです。「自分の強みが分からないから自己PRが作れない」「目立った実績がないから経歴が書けない」など、求職者が抱える悩みを面談で解決することによって、プロフィールがどんどん豊かになり、マッチするオファーの数やバリエーションが増えていきます。面談した求職者の転職の決定率が高くなれば、我々の介在価値が数値として見えるようになります。

誰しも、これまでの成功体験から生じた自分の中の「当たり前」や「成功の方程式」を持っていると思いますが、プラットフォーム上でリクルーティングアドバイザーやキャリアアドバイザーを経験するのはこれが初めてです。固定概念を取り外して、我々がPaceBoxというプラットフォームで何ができるのかを、ゼロベースで話し合っていきたいと思っています。

求職者の心を動かし、記憶に残るキャリアアドバイザーになりたい

キャリアの考え方はどんどん変容しています。副業やフリーランスが増えて、YouTuberやTiktokerのような多様な働き方が登場しました。終身雇用はもう終わったと言われているのに、企業側はまだまだ長期就業を期待しています。これからの転職の在り方や、次世代のキャリアコンサルティングについて、もっと言及していきたいと考えています。

求人を紹介することだけが、キャリアアドバイスのゴールではありません。我々の存在によって、動けなかった人が自走できるようになって、自分のやりたいことが見つかる。将来的には、「あの時、服部さんがアドバイスしてくれたから今の自分がある」と思ってもらえるような、記憶に残るキャリアアドバイザーになりたいですね。そのためにはどうしたらいいのかを、チームメンバーとともに一緒に考えていきたいと思っています。

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