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中野 直

Nakano Ataru

サービス推進部

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INTERVIEW
2023.05.12

裁量も大きく工程も広く、本質を追い求められる転職サービスをつくる

中野 直

Nakano Ataru

サービス推進部

#UI/UXデザイナー
#インタビュー

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pacebox社のデザイナーとして、UI・UXの改善に取り組む中野。これまでのWebデザイナーとしての歩みと、現在の仕事の面白さややりがいを語りました。

経歴

新卒入社した制作会社でファッション、美容、飲食系などのWebデザインに携わり、2社目の制作会社では大学病院、大手企業、学校などにも領域を拡大。これまでの経験を活かしWebサービスの立ち上げや継続的改善をしたく2020年に株式会社i-plugに転職。2022年に株式会社pacebox社に参画

1社目の意思決定や就職活動を最適化したい、という思い

1社目は10名ほどの制作会社で約5年働きました。
主なクライアントは着物や化粧品、おしゃれな飲食店などだったので、審美性に訴えかけるデザインが評価される傾向にありました。
デザインやCMS構築、JavaScriptを用いたコーディング、ディレクションなど様々な経験をさせてもらえる一方で、不安と忙殺の毎日。
本当にキャリアのよい積み方なのか、小さな世界でいて自分は社会で通用するのか、デザイナーは見た目だけの仕事なのかと、疑問や冒険心が湧いてきて転職活動を始めました。

2社目は40名ほどの中堅制作会社に入社し、大手企業や医療機関、教育機関など、規模の大きいWebサイト制作に約3.5年携わりました。
審美性のみでなく企業の広報課題を解決したり機能的なデザインが評価されました。

40名もいると組織の役割分担や磨くスキルも変わります。
2社目ではディレクターがプロジェクトの舵取りを担っていましたので、元々すこし得意だったJavaScriptなどを用いたコーディング力や、合理的で機能的なデザイン力を磨きました。
そんなスキルが社内でも一定評価されたり、自分を気に入ってくれるクライアントも。

ただ自分の生活を振り返るとWebサイトより、アプリケーションにふれる時間の方が長いことに気がつき興味を持ちました。
アプリケーションの中でも、自分事として取り組めるBtoC領域に携ってみたく転職活動を開始。
そこで出会ったのが、pacebox社の親会社のi-plugです。
カジュアル面談で「新卒採用」と「新卒入社」の課題を伺ううちに、自身の1社目の体験が脳裏をよぎりました。

当時は本当に忙しくてしんどかった。でも、振り返ると当時の自分にとっては良い1社目だったし、今の自分を形成してくれていると胸を張れます。

なので、i-plugの「1社目の意思決定や就職活動を最適化したい」というミッションに共感し入社。
制作会社以外ははじめてだったこともあり、とても刺激的で楽しい日々でした。

入社2年後に「新卒ではなく若年層転職サービス」の話が持ち上がり、手を挙げました。
自分は「転職で人生が偶然好転した」タイプです。
企業選びの最適解は自分の成長、志向性、ライフステージ、世の中や周りの環境など時系列とともに変化します。
自分は好転する転職が偶然できたけど、世の中はそうではない気がする。

そう思うのは周りの友達で、現職に不満を抱きつつ、適職がわからなかったり、転職自体が億劫だったり、転職できても好転とはいえなかったり…そんな事例を多く見てきいるからです。
だけども転職が当たり前の世の中になってきた。転職初心者にとっての最適解は相変わらずたどり着きにくいまま。人材業界のビジネス構造課題が変わらないまま。
だからこそ、「ぜひやりたい」と手を挙げました。

裁量も大きく工程も広く、ゼロベースで関わることができる

参画してすぐに起案者の代表が作成したコンセプト案からUIをデザインしていきました。

ある程度形になってきた段階でパートナー企業に実装いただきましたが、エンジニア領域の知識やプロジェクトマネジメント経験が足りていなかったので大変でした。

当時は代表と自分のみのメンバーだったので、パートナーとの協業方法を勉強しながら要件やオブジェクト構造を示しなんとかβ版をリリース。




現在の業務は、ビジュアルをデザインをしている時間が短くて、情報やデータを収集・整理したり、計画を練ったり、効果検証をしたりの時間が多いです。
pacebox社には、「業務チーム」があり、求職者をサポートするキャリアアドバイザーと、採用企業をサポートするリクルーティングアドバイザーが所属しています。
彼らが現場で聞いた求職者や採用企業の声や彼らの業務課題を、毎週の定例MTGで自分のいる部署に届けてくれています。開発が追いつかない量です。笑




そんな声から本質は何かを意識しています。
そもそものユーザーの解決すべきビッグイシューは何か、どうなると嬉しいのか、どんな方法だと解決しやすいか、どんなフローをたどるのがよいか、結果どんなデータに寄与しそうか、リスクは存在しないか。

そんな工程からデザイナーが関わり、課題の議論から参加して価値を提供していけます。ゼロベースで関わることができて、裁量も大きく工程も広いのがpacebox社の特徴です。

解像度を高めるために、フレームワークやデザインツールを活用

「空・雨・傘」のフレームワークを活用して、「事実として、いま起こっていること(空)」「恐らくこういう法則があってこんな結果になりそう(雨)」「だからこんな機能が欲しい(傘)」と、事実と推論、解決手法をわけた会話を心掛けています。

また、ソフトウェアは、5W1Hが密接に関わると考えています。
例えば、いつ、どのようなメールを、どんな状態の誰に送ると、どんな価値を享受できそうで、どんな行動が起きそうか、それはなぜやるのか。
ソフトウェアは機能ではなく、あくまで価値実現のための課題解決の道具。
機能の根本にある課題や目的、Before/Afterの状態を5W1Hレベル明らかにすることで、価値を享受しやすくなると考えています。

ただ、会話だけだと人によって解釈が食い違ったり、別の方向を向いていることも。
そこで、デザイナーの職能であるビジュアル化をFigmaやConfluenceなどのツールを使って構造化、図示、表化してコミュニケーションを図っています。

解釈がある程度すり合っていき、課題やアウトプットを整理・具体化しながら議論も建設的に発展していく手応えを感じています。

自分の領域に閉じずに、ユーザーのために主体的に行動していきたい

pacebox社の行動指針である「Entrepreneurship,All」は全部好きで、上司とも「Entrepreneurship, Allに則っているか?」と会話することがよくあります。

業務上は、「行動プロセスとして事業開発フレームワーク『調査分析・企画・実行』に則る」を意識して、フレームワークを活用しています。

共感しているのは、「自らが事業を引っ張っているという圧倒的主体性とそれに伴った行動・成果」。

自分が所属するサービスデザイングループは、サービス全体に関わるので“何でも屋さん”になりがち。でも悪いことばかりではない、むしろ良いことも多い。

ビジュアルデザイン以外の業務が多いのも、自分の領域を閉じずに、デザイナーの職能を活かし、ユーザーのために主体的に行動していきたいと考えてのことです。

求職者にリスクがある転職を、少しずつ変えていきたい

転職活動には、個人的にすごく疑問を感じています。
現時点では求職者が抱えるリスクが大きいです。
たとえば現職を退職しないと次の企業で勤められないのに、次の企業がマッチしているという確実な保証はないためです。

また、次の企業で勤めるには面接が必要で、企業の営業時間などの都合に合わせて有給などを駆使して転職活動を進めざるを得ません。有給取得だけで転職活動がバレるのもリスク。
前者は、社会人インターンシップや副業などが考えられますが、後者は世の中の価値観を変えることで、改善できるかもしれないと考えています。

他にも求職者には抱えるリスクがあり、転職活動を負担に感じる要素、腰が重くなってしまう要素がたくさんあります。
PaceBoxのターゲット層は、社会人経験が長くなかったり、転職が初めてだったりで、漠然とした不安を抱えたり、市場に照らし合わせた言語化が不慣れなケースが多いと感じています。

なので漠然さをクリアにしていくように、転職の全体像を提示したり、適職の見つけ方だったり、アピールポイントの模範的なヒントを示したりetc…そんな転職活動のお手伝いができればと考えています。
絵空事かもしれませんが、転職に必要な本質的な要素を探し当て、機会損失を生まず、人生の選択肢を豊かにするプラットフォームを作っていきます。

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